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ちょっとコラム

雨漏りの原因は何と!?-伊東芙美子

ito.jpg皆さんこんにちは。そして初めまして。竹村工務店リフォーム事業部の営業をしています伊東芙美子と申します。

主に地元・田原本中心(奈良盆地の中央部)で営業活動をしています。今年で入社4年目に突入し、その間およそ220件のお客さんと出会ってきました。依然、駆け出し中の私ですが、お客さんから色々元気を貰いながら現在に至っています★

営業という職業柄、人とふれあう機会が多いのですが、色んな問題点に遭遇する中で私自身考えさせられ、勉強になることがたくさんあります。そこで、この場をお借りして色んなお客さんと出会う中でのエピソードと、そこから感じたことをお話ししたいと思います。

今回のテーマは「見えないところのリフォーム」です。簡単に言うと、自分の家で目に見えて気になるところはなんとかしようと考えても、床下や屋根などの見えないところは、何か起こるまでそのままにしているってことが多いのではないでしょうか?それが気付かぬうちに年期モノであったり…。

ビックリさせるわけではないのですが、家にとってそれが一番恐かったりします。今回はその一例をお話ししたいと思います。お客さんからたまに「雨漏りしているのですが…」とお電話があります。その多くは、雨が降った数日後、吹き降りが原因で室内に入り込んだりしているケースがほとんどですが、お伺いすると既に天井や壁がシミになってしまっていることが多く見受けられます。

漏れてしまっているものは止めないと、広がっていく一方でどうしようもありません。雨漏り箇所はその家によって様々です。例としては屋根廻り・サッシ廻り・外壁ヒビ割れ等が多いのですが、それらは見ただけではわからなかったりします。

そして今回のお宅も同じく、天井にシミが浮き出ていましたので、色々点検しましたが、なかなかハッキリとした原因を解明できませんでした。天井のクロス(壁紙)の張替えは予定していたので、天井の板もめくるその際天井裏を点検することにしました。そして、実際、雨漏りだと思われたその原因は・・・

な、なんと、結露だった?!私も初めての経験だったので、フタを開けてビックリ!しました。雨漏りだと思っていたシミの原因は、長い間、天井裏に潜んでいた結露が原因でした。結露は室内外の温度差で起こります。今回の場合は、お風呂の湯気が天井裏に上がり、屋根から伝わってきた外の冷えた空気との温度差で結露が生じ、それがじわじわ下に垂れていき天井にシミとなって現れたようです。

お客さんの「お金をあまりかけたくない」という要望も考慮し、今回は天井に換気口を設け結露の原因になる湯気をなるべく入れ替えをしていただくことでお願いしました。暖かい空気を逃がして外気との温度差を小さくすることで、被害を大きくしないようにと考えたのです。

しかし完璧な防止措置ではありません。お客さんには定期的にコミュニケーションをとり、点検させていただくことで今回のリフォームを終了いたしました。当社は元々お引渡し後3ヶ月ごとの定期訪問のシステムがありますので、今回の物件も経過を見守りつつ問題が発生しても適切な措置を実施できるようにしていきたいと思います。

今回のリフォームで学んだことは、私たち工務店側からのいくつかのアドバイスと、お客さん側の要望とのギャップをいかに小さくするかが難しいことであった点です。「最上の家の健康」という理想と、「災害に備える」という過剰なリフォームなどが社会現象となっていますが、私たち工務店では、お客様の立場になりながら、いかに技術者として適切なアドバイスを心がけていくことと、日々研鑚していくことが大事であるかを再確認いたしました。

これからも色んな問題に直面することは多々あると思いますが、さまざまな問題を解決していく過程で、ひとつひとつの経験と勉強をたくさん積み上げて、自分の家は自分で守るというお客さんの力になれるように色んな面からアドバイスができたら、と思いました。

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